徹底解説!七五三の準備と用意するものは?
子どもの健やかな成長をお祝いする七五三。
親御さんはもちろん、祖父母さんも楽しみにしておられます。
けれど同時に、準備をどう進めればいいかが分からないのも七五三ですよね。
今回は、七五三の前準備と、当日の注意点を徹底解説。
これから七五三をする親御さん・ご家族さん必見です!
目次
七五三はいつ、どんな風にお祝いするの?
そもそも七五三とは、それぞれの年齢で子どもの成長を喜ぶ儀式になぞらえたお祝いです。
地域やお子様の成長などによって差はあるものの、3歳・5歳・7歳でお祝いをします。
着物を着てご祈祷を受けたり、記念のお写真を撮られたり、ご家族でお食事をされるのが一般的とされています。
▼こちらでは七五三とは?どんな風にお祝いするの?ということについて、まとめています。
2~3か月前に準備すること
日取りを決める
もともと七五三の日にちは、11月15日とされていました。
しかし最近では、10月中旬から11月下旬まで、都合の良い日程を選ぶご家族さんが多くなってきました。
特に、ご両親・義両親を呼ぶ場合には、早めに日程を調節しておくとよいでしょう。
当日何をするのか決める
当日に全ての行事をする場合の大まかな流れは
着付け▶写真撮影▶ご祈祷▶食事会という感じになります。
1日が長くなるので、着物に慣れていないお子様は疲れてしまうことが多いです。
そのため最近では、写真撮影は別日にするご家族さんが増えています。
事前にどのような日程にするのか、家族で話し合っておきましょう。
写真館/カメラマンなどの予約
せっかくのお子様の晴れ姿、きちんと写真に残しておきたいですよね。
写真を残しておくのなら、写真館やスタジオは予約を取るようにしましょう。
また、最近では七五三に同行して写真撮影を行ってくれるカメラマンもいます。
自分のお子様にはどのようなシチュエーションが合っているのか、金額とも相談しながら決めましょう。
たとえば、きもの永見姉妹店のhows photostudio(ハウスフォトスタジオ)でも七五三(紐落とし)の撮影や着物のレンタルを行っています。
お考え中の方はぜひご覧になってみてください。
衣装の準備
七五三の本来の意味は通過儀礼。
せっかくの機会なので、お子様、ご家族さんともに和装でのお詣りがオススメです。
和装をする場合、まずレンタルにするのか、購入するのかを決める必要があります。
◆購入の場合
購入をお考えなら2,3ヶ月といわず、半年前から動き始めるのがおすすめです。
男の子の紋付袴の場合、購入した着物に家の家紋を入れる「紋入れ」の時間が必要になるからです。
また、七五三着物の多くは仕立上がりの着物ですが、もし選んだもののお仕立てがこれからの場合は、さらにお仕立ての時間が必要になります。
購入を検討しているなら、早めに近くの呉服屋さんに相談しにいくとよいでしょう。
また事前に、お子様とどのような色がいいか聞いてみてもいいかもしれないですね。
▼「紋」「家紋」とは?詳しくはこちら
◆レンタルの場合
衣装をレンタルする場合には、七五三の衣装を取り扱っているお店を探しましょう。
撮影を別日にする日程で予定を組んでいる場合には
◉参拝に着ていくことができるのか?
◉着付けはしてもらえるのか?
など、しっかり確認しておくと良いでしょう。
◆パパ・ママの着物を使う場合
パパ・ママが着た着物を活用する場合には、事前に着物の状態をチェックしておくことが大切です。
◉シミ、シワ、変色などがないか
◉肩揚げがしてあるか(腕の長さピッタリに縫い上げること)
◉お道具が揃っているか(腰ひもなどの着付け小物も含め)
こういった点を確認して、必要に応じてクリーニングや肩揚げをしてから当日に臨むとよいでしょう。
洋服のクリーニングと違って、着物のクリーニングは数ヶ月かかることも多いです。
クリーニングが必要なときは、できるだけ早めに出すようにしましょう。
もし、自分で判断がつかないときは、近くの呉服屋さんに相談してみるのが吉。
事前に、近くの呉服屋さんで着物をチェックしてくれるサービスがあるかも確認したいですね。
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着付け・メイクの予約
当日、着付けやメイクをしてもらう場所を決めましょう。
写真館やスタジオでできると楽ですが、美容院などでも行っています。
また、お母様のヘアメイクも依頼する場合には忘れないようにしましょう。
食事会の予約
七五三の御祈祷を受けた後は、食事会を設けることが多いです。
日程を相談するときは、ご両親・義両親も招待するのかどうか決めておきましょう。
招待する場合には、レストランの候補などをあらかじめ考えてから相談すると、よりスムーズに話が進みますよ。
まだ小さいお子様がいる場合には、個室があるレストランを選ぶのがおすすめです。
また、食事会をお家でされるなら、仕出し料理などの手配を忘れずにしておきましょう。
神社の参拝、ご祈祷の予約
参拝や祈祷をする場合には、子どもが成長する地域の神社で参拝をすることが多いです。
ですが最近では、人気の神社でご祈祷を受けたいという人も多くなってきました。
地域の神社でも人気の神社でも、七五三をお祝いする際にはどちらでも問題ありません。
当日でも参拝可能な神社もありますが、予約制の神社も多いです。
参拝する神社が決まったら事前に予約が必要かどうか調べておきましょう。
1か月前に準備すること
衣装の試着
◆レンタル
◉事前に試着して決める場合
◉事前の試着なしで当日決める場合
レンタル屋さんによってシステムはまちまちなので、予約時に確認しておくとより安心です。
◆購入
男の子の紋付袴だと紋入れなどで時間がかかるので、半年前ほどからの準備がおすすめです。
◆パパ・ママの着物
クリーニングなどで時間がかかる場合があるので、状態の確認だけでも早めにしておきたいです。
小物の準備
レンタル・購入の場合は同時に案内されることが多いですが、足袋や草履など忘れてしまいがちです。
また髪飾りや着付け小物も忘れないように準備しておきましょう。
レンタル予約や購入の際に、自分で用意しておかなければいけないものが何か、しっかりと確認しておくことで当日のトラブルを防ぐことができます。
前日までに準備すること
当日に用意をするとバタバタしてしまうので、可能であれば前日に当日必要なもの等は準備しておきましょう。
用意すると良い物リスト
◆着物、帯(必要な年齢の方)
着付けをお願いする美容院さんなどから「数日前には預けてください」と言われることもあります。
そういったときは事前に預けておけば、直前に慌てることがないので安心です。
◆着付け小物、その他小物
着物をレンタルした場合でも、着付け小物は自分で用意する必要があるときがあります。
着付け小物とは、腰ひも・肌着(肌襦袢)・足袋などのことです。
草履や髪飾りも忘れないようにしましょう。
具体的にどんな道具が、どれくらいの数必要なのかは、当日着付けしてくださる美容院さんなどに確認しましょう。
◆初穂料(はつほりょう)
ご祈祷の際に渡すお金を初穂料といいます。
神社によっては金額をあらかじめ決めていることろもあるので、事前に確認しておきましょう。
初穂料はのし袋にいれてお渡しします。
水引は花結び(蝶結び)のものを選び、のし袋の上部には「御初穂料」「御玉串料」「御祈祷料」と書きます。
下部分には ご祈祷を受けるお子様の名前 を書き入れます。
親御さんの名前を書いてしまう方がいるので、注意が必要です。
神社の受付でご祈祷の申し込みの際に渡します。
◆カメラ・スマホ
カメラマンやスタジオ撮影などとは別に、あると便利です。
バッテリーやメモリーカードも忘れないようにしましょう。
◆おやつ・おもちゃなど
お子様が待っているときやぐずったときに食べたり、遊んだりできるおやつ・おもちゃがあると良いでしょう。
お菓子は衣装や口の周り・顔を汚さないように、一口大のこぼれにくいおやつがオススメ。
◆ストロー
飲み物をこぼしてしまうと大変なので、ストローで飲ませてあげると安心です。
◆スパッツ
10月~11月は、時期的に冷え込んできます。
肌寒かった場合には、着物の下に履かせてあげると良いでしょう。
◆洗濯ばさみなどクリップ
トイレに行く際に裾を止めたり、食事のときに袖を止めたりするのに使えます。
2,3個持っておくと便利です。
◆替えの靴、靴下
慣れない着物、慣れない草履で、歩き疲れたり、「イヤイヤ」としてしまうお子様も少なくありません。
また境内は砂利道も多く、お子様は疲れてしまいます。
そんな時にいつも履いてる靴があると、便利です。
◆着替えの洋服
慣れない着物で半日近くいるお子様は、ぐずってしまう子もいます。
帰る際に着替えられるよう、着替え用の洋服を持っておくと良いでしょう。
また、ご祈祷の後に食事会がある場合には、汚さないように着替えるのも手です。
◆スタイ、前かけ、エプロンなど
ご祈祷には両親・義両親は呼ばず、食事会だけ呼ぶというパターンの場合は、おばあちゃんおじいちゃんにお孫さんの晴れ姿を見せてあげたいものです。
その際には着物を汚さないように、前かけやエプロンのようなものがあるとよいでしょう。
大きめのタオルやハンカチを用意しておいて、エプロンのように使うこともできます。
当日、気をつけておくこと
事前に知っておけば、当日慌てずにすむこともたくさんあります。
七五三は、お子様のおめでたい日です。
当日はめいっぱい楽しみたいですよね。
◆着付けでお子様が泣いてしまわないために
着付けされるときに、「イヤイヤ」が始まってしまうお子様も少なくありません。
特に、3歳のお子様は泣いてしまって、着付けどころではなくなってしまうということもあるほど…。
対策としては
◉購入・お持ちの着物の場合
事前に見せたり、簡単に着せたりして、着物に慣れておいてもらう
◉レンタルの場合
パンフレットや動画などを見せて、着物を着る日を楽しみにしてもらう
などをしてあげると、当日のお子様の心持ちも少し変わってくるかと思います。
◆写真撮影
せっかく撮影してもらった写真がぐずってしまっている写真だと悲しいですよね。
着付けた後は興奮しすぎないように気をつけてあげると、疲れたりしにくく良いでしょう。
またスタジオによって、カメラマンがお子様の注意を引く様々な工夫をしてくれるスタジオもあります。
予約時に撮影はどのような雰囲気で行われるのか確認しておくことで、安心して撮影を任せることができるでしょう。
HPや、最近ではSNSをしているスタジオも多いので、参考になるかと思います。
◆参拝のタイミング
神社での参拝は祈祷前でも祈祷後でも問題ありません。
境内は砂利道のことが多いので、お子様の足に注意しましょう。
また、足元に砂利があると蹴って遊んでしまうお子様もいます。
足袋や草履が汚れたり、転んだりしてしまわないように、気をつけてあげると良いですね。
◆ご祈祷中
ご祈祷の時間は椅子、または床に座って、祈祷のお言葉を聞きます。
時間は10~15分程度ですが、お子様にとっては少し退屈な時間です。
途中、神職さんや巫女さんから立ったり、座ったりという動作の指示があるので、お子様と一緒にすると良いでしょう。
◆食事会での工夫
慣れない行事で興奮してしまうお子様も多いです。食事をする際にはスタイや前かけをしてあげるとよいでしょう。
また、飲み物を頼むときには一緒にストローも頼んであげましょう。
袖が気になってしまう場合には、後ろで洗濯ばさみやクリップで止めるなどの工夫をすると良いですね。
◆トイレのしかた
トイレに行く際には裾や袖に注意してください。
特に女の子の場合には、裾をたくし上げ、洗濯ばさみやクリップで止めると良いでしょう。
また手を洗う際には、袖が濡れやすいです。
帯の中にいれてあげるか、袖を持ってあげると濡らさずにすみます。
七五三を楽しい思い出にするために
七五三は、お子様が生まれてはじめて着物を着て、神様へとお詣りする儀式。
そんなおめでたい節目の日は、ぜひ素敵な思い出の日にしたいですよね。
そのためには、前もってしっかりと準備することが大切です。
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written by ISHIKURA
歴史学科卒業後、地元の歴史ある企業・きもの永見で呉服の世界へ。 日々着物のことを学びながら皆様の「分からない」にお答えしていきます。