自分が、またはお嬢様が何年の成人式に出席されるのか。
実は「よくわかっていない」という方も多いのです。
理由は、成人の日が年明け間もなくであることや、お子様が早生まれであるなどさまざま。
その一つに成人年齢が引き下げられたこともあります。
このブログでは対象となる方の生年月日ごとに、出席する成人式の開催年を挙げていきます。
目次
成人年齢が18歳に。成人式は何歳で?
民法改正により、2022年から成人年齢が20歳から18歳へと引き下げられました。
それによって、今まで20歳のお祝いとして行われてきた成人式への影響はあるのでしょうか。
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私たちきもの永見にも、お客様からの不安の声が多く寄せられました。
「18歳成人になると、成人式も18歳になってしまうの?」
「もし18歳で成人式をするなら、私(娘)の成人式は何年になるの?」
結論から言うと、2023年以降のもこれまで通り、 20歳で成人式をする自治体が圧倒的に多い です。
2022年1月18日のNHK NEWS WEBによると、成人式のあり方について、国が1700余りの自治体に調査を行った結果、回答のあった1176自治体のうち8割以上の982自治体が、成人年齢が引き下げられても対象年齢は変えない(変わらず20歳での開催)と回答しています。
18歳で成人式を開催する、としたのは2つの市と町にとどまりました。
参考:NHK NEWS WEB【”18歳で成人式開催”2市町にとどまる 国の全国調査】2022年1月18日
私(娘)の成人式はいつ?
◯2004年4月2日~2005年4月1日生まれ
2025年(令和7年)1月の成人式にご出席です。
2004年(平成16年)4月2日生まれ~2005年(平成17年)4月1日生まれの方
◯2005年4月2日~2006年4月1日生まれ
2026年(令和8年)1月の成人式にご出席です。
2005年(平成17年)4月2日生まれ~2006年(平成18年)4月1日生まれの方
◯2006年4月2日~2007年4月1日生まれ
2027年(令和9年)1月の成人式にご出席です。
2006年(平成18年)4月2日生まれ~2007年(平成19年)4月1日生まれの方
成人式の準備や流れとは
ご自分の成人式の年が分かったら、次は振袖の準備にかかりましょう!
よりたくさんの数の中から選ぶなら2年前から動き出すのがオススメです。
▼どうして早めに振袖を選ぶのがオススメなの?
◯振袖を選ぶ~余裕を持って選ぼう!~
成人式に向けてすること・したいことは色々ありますが、まずは振袖を決めてしまわないことにはその後の予定も立てにくいもの。
まずは基準となる振袖を決めましょう!
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早めに好みの振袖を押さえておくと、前撮りしたり、ヘアメイク・ネイルなどのイメージをつくったりと、余裕を持って準備することができます。
現在のきもの屋さんはHPやSNS(TwitterやInstagramなど)に力を入れているお店も多くなりました。
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ネットやお家に届く冊子などでリサーチをして想像をふくらませるのも楽しい時間ですよね。
(込み合う時期などで、お店に行くときは予約をお願いするお店も多くなっているので、事前のお問い合わせが吉です。)
下のブログは【成人式にかかるお金】をまとめたものです。
レンタル・購入・ママ振の相場、着物以外にはどんなお金がかかるの?など参考にしてみてくださいね。
▼成人式にかかるお金って?
◯前撮りをする~前撮りがおすすめな3つの理由~
成人式に向けて、まずは【前撮り】をするのがオススメ。
理由は大きく分けて3つあります。
①余裕のある時間で写真を選べる
成人式当日は朝早くから着付・ヘアメイクがあったり、入場時間に間に合うように会場に向かったりととても忙しいです。
そんな中で当日に写真も撮るとなると、写真を自分で選べなかったり、会場入りする前に疲れてしまう可能性も…。
良いコンディションで撮影して、しっかりと写真セレクトもするなら前撮りがオススメです。
一生に一度の成人の思い出をきもの永見で美しく残す【米子での振袖前撮り・撮影の流れ】」きもの永見/KIMONO‐NAGMIチャンネル
様々な事情で前撮りが難しい場合は【後撮り】という手段もあります。
後撮りができるかどうか、きもの屋さんやフォトスタジオにお問い合わせしてみると◎ですね!
②着付小物など必要品の事前チェックになる
こちらは、腰紐などの着付小物をご自分で用意する方に重要になります。
着付小物は紙面やネットなどで調べたりして揃える方が多いかと思います。
ところが、実際に着付けをしてみると思わぬ不足品があることも。
前撮りの時に、一度フル着付けをしてみることで、当日の「アレが足りなかった!」を防ぐことができます。
③成人式当日のリハーサルになる
和装に慣れていない方にとって、振袖を着て1日を過ごすのは大変です。
前撮りのときに、振袖を着たときの感じや動き方、草履に慣れておくと、成人式当日も安心です。
▼痛い草履の解決法
また、髪型も前撮りでしっかり作ってみることで、成人式当日にもうひとアレンジ加えたりなど、リニューアルしていくことができますよ♪
出席する式の前の年のGW、8月9月(夏休みの時期)は人気の時期なので、希望する場合は特に早めの予約が◎。
例えば…
撮影:2024年GW、8~9月が人気です
◯当日に向けて最終チェックする
10月~12月には、いよいよ成人式本番に向けた最終チェックを始めましょう!
具体的には下のとおりです。
①当日お支度や成人式会場の場所・時間
②お支度場所に持ち込む着物・道具一式
③当日の持ち物
④ヘアサロン・ネイルサロンなどの予約
なにか不足品があった場合でも1~2ヶ月前に確認しておけば、慌てず揃えられます。
また、成人式直前に髪をカット・カラーしたり、ネイルやマツエクなどをする場合、同じことを考えているお嬢様方でいつもより予約が取りにくいかも。
早めに希望の日時を押さえてしまいましょう!
▼成人式当日に必要なものはこちら
!振袖をレンタルした方へ!
年末年始は多くのお店が閉まってしまいます。
当日のお支度場所に預けてしまいたいのに、肝心の振袖が借りに行けない…とならないよう、早めに受け取りに行きましょう!
しっかりと準備して、素敵な成人式にしてくださいね♪
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written by ISHIKURA
歴史学科卒業後、地元の歴史ある企業・きもの永見で呉服の世界へ。 日々着物のことを学びながら皆様の「分からない」にお答えしていきます。