着付け教室へGO！　申し込む前のチェックポイント

着物っていいな

「着付け教室に興味あるんだけど」

「着付け教室に行ってみたい」

「自分できものが着られたら」

着付け教室を選ぶ際に押さえておきたいポイントを、いくつかご紹介します。

着付け教室も、大手の教室から個人の教室までタイプも色々です。メリット・デメリットを確認して、自分にピッタリの着付け教室に出会えると良いですね。

あらかじめ、リサーチをしておくと安心です。

 

着付け教室に通われるきっかけは？

・持っている着物をどんどん着たい

・何か習い事がしてみたい

・自分一人で着物を着られるようになりたい

・娘に着物を着せられるようになりたい

・着付けの資格を取りたい

など、着付けに興味が湧いた時がきっかけです。

個人レッスン・グループレッスン

それぞれのメリットを比較してみましょう。

個人レッスン	グループレッスン
・マンツーマンなので自分のペースに合わせてもらえる	・教室メンバーの着こなしが参考になる
・分からないことがすぐ聞ける	・着物仲間が増やせる
・先生を独り占め出来る	・誰かの悩みがヒントになることがある。

など、他にもありそうです。

見学や無料体験ができる？

教室やクラスの雰囲気や先生との相性、便利グッズの使い心地など、知っておくと安心です。

費用は？

入会金が必要だったり、進級しないと次に進めない場合もあります。初級から中級以上へ進まないと望むべき内容が教えてもらえないといった話もよくあります。

初級の受講料はお安くても次のステップに進むごとに会費が必要だったり、進級すると受講料も高くなるなどありますので、きちんと調べておくことも重要ですね。

 

販売会がある

着付け教室は『無料』でも、コーディネートや素材の勉強会と称して『販売会』をする着付け教室があります。

『先生に勧められて断れなかった』『なんとなく買ってしまった』など、聞きます。本当に価値があるもので適正な価格なのか、見極めることは難しいです。着付け講師が誰でも着物業界に精通しているとは限りません。

着物や帯などを購入する際は、アフターフォローをしっかりしてくれる信頼できるお店が安心です。

必要な持ち物は？　

それぞれの着付け教室や流儀によって必要な着付け小物が違います。必要な道具を確認してから揃えるようにしましょう。フライングして準備したら不要な小物も買ってしまっていた…。などということの無いように。

各着付け教室により便利なアイデア小物があったりと揃える小物の内容に違いがあるのは当然のことです。

自分の着物をお持ちでない場合は、着物類や不足品などがレンタル出来るかを事前に確認すると良いでしょう。

レンタルできる？

毎回荷物を持って教室に通うことが難しい場合はレンタルや貸しロッカーなども魅力のひとつです。レンタルの着物や帯でお稽古出来るのか、その場合のレンタル料などを確認されると良いでしょう。

しかし、レンタル品のサイズがピッタリとは限りません。着物は洋服と違い着られるサイズに幅があるので、少々自分のサイズと違っても着ることは出来ますが、サイズが大きくても小さくても腰紐の位置などを変えて着ていきます。そのため、いざ自分の着物を着る時になって練習用の着物と自分の着物とのサイズに差があり、練習通りにいかなくて困ったというケースもありますので、お出かけしたい着物を持参してお稽古することをオススメします。

更に、毎回の持ち物を準備することは「着物を着るための必要な練習」になります。

休んだ後はどうすれば？

個人レッスンの教室は日にちの変更をすれば済みそうですが、振替日の予約が取りにくかったりキャンセル料が発生する場合などありますので確認しておくと安心です。

グループレッスンの教室は毎回のカリキュラムが決まっている教室では、休んだ日の内容が飛んでしまう可能性があります。分からないまま次の会に進むよりも、サポートがあるかなど確認しておくと安心です。

取れる資格は？

進級制度や講師資格など、教室内や流儀の中だけで通用する資格が多いです。取得できる資格が教室の外でも活躍するものか調べておくと良いですね。

まとめ

着物に関心を持つと着物が着たくなりますよね。では、どんどん着物を着てお出かけしたい！　と思ったら『着付け教室』の門を叩いてみてください。新たな世界が広がるとともに楽しみも増えること間違いなしです。

（永見着付け教室の生徒さま）