私の着付け観が変わった瞬間
着付け教室はそれぞれ個性があります「着付け教室」と一言で言っても、大手から個人教室まで様々。教え方や使う道具にも違いがあります。
着物を着るための基本は腰紐や伊達締めですが、今はもっと便利なアイテムがたくさん登場しています。
正直に言うと、私も昔は「伝統的な手結びこそ本物」と思い込んでいました。その方法で着られるようになり、満足していたんです。
でも、ある日、尊敬する着物業界の先輩から「これを使うと楽で綺麗に着られるよ」と新しいアイテムを紹介されました。
最初は半信半疑でしたが、使ってみると驚きの快適さ!締め付け感がなくて「これで本当に大丈夫?」と心配になるほど楽だったんです。
でも実際には全く着崩れしませんでした。この新しい着付け方法に感動し、熱心に学んだ結果、今ではその素晴らしさを伝える講師になりました。
長襦袢ベルト
- 二本に分かれたシンプル設計
- 下前と上前の衿先にクリップで留める
- 後ろで交差させて前で合わせるだけ
着物の裾を合わせたら滑り止めを衿先に当て、後ろで交差して前に回して合わせます。(腰に二週しています)
着物ベルト
- 胴回りに余裕のある長さ
- 下前をクリップで留めてから巻く
- おはしょりもきれいに整えられる
- 背中や脇のシワも簡単に解消
着物ベルトは胴の一周半の長さがあります。
衿元を整えたら下前をクリップで留め、中のおはしょりを始末してベルトを胴にぐるっと一周半回したところで上前をクリップで留めます。
背中や脇のシワ・たるみも簡単にきれいに始末できます。
帯板(一番のお気に入り!)
- 羽毛クッション付きで体にフィット
- 3か所の滑り止めで着物をしっかり固定
- 帯枕の紐がずり上がらず胸元が苦しくならない
(S~3Lまでサイズがあります)
このクッションが大変良い仕事をしてくれます。
帯枕の紐を結んだ後、このクッションの下まで帯枕の紐をしっかり押し込んで下げます。
クッションがストッパーの役目をしてくれるので、胸元が苦しくなる元凶の帯枕の紐はずっと下がったままです。
同時に帯枕も背中へピッタリと付きます。
さらに 滑り止めがしっかりと着物を押さえてくれるので伊達〆の役目もしてくれます。
クリップも帯結びの時に帯板と帯とを止めながら進みますので両手を放しても緩むことなく安心して帯結びが完成します。
そして、帯を巻いていきます。

着付け教室にお越し頂いて、この便利さ・使い心地の良さを実感して頂きたいと思い ちょっぴりチラ見せさせて頂きました。
ご紹介した小物はこちら↓
美装流小物セット ベルト類はすべてゴムでできているので、伸縮自在。
まとめ きもの永見の着付け教室へ
この便利な着付け小物の使い方を実際に体験してみませんか?きもの永見の着付け教室では、初心者の方から着付けを学び直したい方まで、
一人ひとりに合わせたレッスンをご用意しています。
苦しくない、崩れない、美しい着物姿を一緒に実現しましょう。体験レッスンも随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。
着物をもっと身近に、もっと楽しく。きもの永見の着付け教室で、新しい着物ライフを始めてみませんか?
記事を見て頂きありがとうございました。
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written by A.OTA
きもの永見「美装流着付け教室」講師。 「着物でお出かけしてみたい」そんなあなたのお手伝いを致します。 着付け教室HP https://kimono-nagami.com/school/