年末も近づき、卒業式に向けて袴のご予約にいらっしゃる方が増えてきました。
ですが初めて袴レンタルをされる学生さんや小学生のお父様・お母様はどういう流れで袴を選んで、卒業式当日までに何を準備したらいいか不安な事も多いかと思います。
そこで、はじめての袴レンタルで、流れが知りたい!という皆さまに向けて、卒業式に袴を着るために必要な準備や、当日までの流れをまとめてみました。
目次
①袴選びはお店で実物を見るのがオススメ
卒業式に向けて、まずは袴を選ぶ所から始めないといけません。
選び方としては、カタログを見て選んだり、最近はネット上でのレンタルも増えてきていますが、やはり1番のおすすめは実際にお店で袴を試着してから選んで頂く事です。
袴を実際に見ることができます
ネットで注文して、届いた袴を実際に見てみたらイメージと違っていた・画像と色が少し違う…といったお声を聞くこともあります。
実際に見ながら着物や袴を選べば、お顔映りを見ながらご自身に似合うものを探していただけますし、卒業式本番のイメージもしやすいですよ。
自分に丁度いいサイズの袴を選べる
袴も洋服と同じでそれぞれ身長や体型によって合うサイズがそれぞれ違います。袴や着物のサイズ感が身体に合っていないと着崩れしやすく、だらしなく見えてしまうことも…。大切な思い出に残る卒業式の袴ですからきちんと着たいですよね。
ネットだと直接体に当てて選ぶわけではないので洋服のサイズ感で注文して実際は短かったり大きすぎたり、というトラブルもよくあります。その点、お店で選べば、プロの目からお客様それぞれに合うサイズをおすすめさせて頂きます。さらに、ブーツを着用するときは短めの袴で足もとをスッキリ見せたりと、スタイルにぴったりなサイズのご提案もさせていただきます。
きもの永見では小学生のお客様を対象に「揚げ」のサービスもしています。
「揚げ」とはサイズの大きい着物をお子様の身長や手の長さに合わせて調節することです。
袴のサイズ同様、ネットでのレンタルだと着物の微妙な長さなどが合わない場合もあります。
せっかく袴をレンタルしても、サイズが合わなければだらしなく見えてしまいます。
専門店にご相談いただければプロが一人ひとりに合わせて採寸、サイズ調整もきちんといたしますので、卒業式当日は歩きやすく、お子さまの負担も減らせますのでご安心いただけます。
②実際に試着しながら選びましょう
卒業式の袴選びは皆さん悩みどころだと思いますが、着物と袴の色やお柄で印象がガラリと変ってきます。
また、画像で見るのと実際に着装して見比べるのとではイメージのしやすさが全く違います。
候補の着物や袴を実際に着てみながら比較するので、お客様にぴったりの一枚を見つけていただきやすいです。
親子で、友だち同士で、家族で、お気軽にご来店ください。ご来店される方は様々です。お母さんのみでいらっしゃる方、親子でじっくり選ばれる方、友だち同士や家族全員でわいわいと選ぶのも楽しいですよ。
③決定後は貸出しまでのスケジュールを再確認
袴を決定し、申込みされた後は今後の貸出しスケジュールまできちんとお伝えしていきます。
さらに、きもの永見の貸出期間は一週間ほどのゆったりプランなので、貸出し・返却期限に慌てなくても大丈夫です。
④疑問な点はお気軽にお尋ねください
いざ袴や貸出し日が決まっても、まだまだ不安なことも多いと思います。
当日までに何を準備したらいいのか?
着付けに必要な道具は?履物はどうしたらいいの?
袴に必要な道具についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。ぜひご覧になってください!
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written by TAKAHASHI
文化学部卒業後、和文化に興味を持ち地元の歴史ある企業・きもの永見で呉服の世界へ。 日々着物のことを学びながら皆様の「分からない」にお答えしていきます。