袷から単衣・夏物と変わると一年ぶりの着物や帯たちに再会し、なんだかワクワクのきもの永見 着付け教室太田です。
物にも「夏物」があるように、帯〆・帯揚げにも夏物がありますよね。
小物たちも夏物は一年ぶりです。
夏物の小物たちの出番は、通常ですと6月の中頃からと言われています。
夏帯の出番もこの頃からですね。
着物の衣替えの一般的なルールでは 帯揚げは半衿に合わせるとも 言われています。
例えば 半衿が絽なら、帯揚げも絽にします。
紗の素材の帯揚げも夏物として使います。
これがですね、いざ欲しくて 探そうと思う時には なかなか気に入ったものが見つからないんですよ…。
帯〆はレースのように透けた組紐の帯〆が夏物としてあります。
この帯〆の歴史は浅く、戦後といわれています。
では、それまでは?
そうですよね。 夏物の帯〆がたくさん流通するまでは、帯〆は通年使いOKでした。
今でも、夏物帯〆に好みの色柄の物がなくて…。と
実際、柔らかい色目の物が中心だったりしますので…。
しかし、今や「夏に冬物の帯〆ってチョット…。」というお声も聞きます。
ここで登場しますのが
「三分紐」+「帯留め」 です。
きもの永見の店頭でも色とりどりの三分紐とかわいらしい帯留めをたくさん揃えております。
ゆかたに半幅帯の装いにもちょっとプラスされると雰囲気がアップしますよね。
もちろん、夏だけではなく一年中お楽しみいただけますので 重宝して頂けることは間違いなしです。
帯留めも、夏を思わせるガラス細工のものから夏が終わってもさりげなく使ってもらえるものまで、かわいらしく沢山そろっております。
舞妓さんたちは、かなり大ぶりな帯留めをしていらっしゃいますが、どんなに大きくても「ぽっちり」って呼ばれるようです。
可愛い響きですよね。ぽっちり。
呼び名はかわいくても、ゴージャスで大きいのがぽっちり。
素材も立派で 細工も見事です。
ご自分の気分が上がって つけているだけで楽しくなるようなアイテム、いいですよね。
ぜひ きもの永見の店頭で見つけてくださいませ。
written by A.OTA
きもの永見「美装流着付け教室」講師。 「着物でお出かけしてみたい」そんなあなたのお手伝いを致します。 着付け教室HP https://kimono-nagami.com/school/