待ちに待った成人式。思い出に残る素敵な日にしたいですよね。
でも意外に忘れ物をしてしまったり、当日、「あれがない、これがない!」と慌てがちです。
目次
成人式に最低限必要なものを紹介していきます。当日、「あ、忘れた!」なんてことがないようにしっかり前日までに準備しておきましょうね。
振袖の準備
振袖を購入した場合
振袖を購入した場合には基本的に全ての道具を自分で用意する必要があります。忘れがちな帯板や腰ひも、三重紐も忘れないようにしましょう。
前日までに用意しておくものに関してはこちらの記事をご覧ください
振袖をレンタルした場合
振袖をレンタルした場合には一緒に必要なものがセットになって入っていることが多いです。しかし、肌に直接触れる肌着や着付け道具などは自分で購入するケースもありますので、事前に確認が必要です。
▼髪飾りも振袖には必要なもののひとつ。直前で慌ただしくなる前に選んでおくのをオススメします。
また、振袖一式、着付け道具、髪飾りなどは着付けをする美容院に数日前に持ってくるように言われることが多いです。年始が成人式の場合、レンタルの振袖を借りているのなら年末からお店に取りに行く必要もありますので、しっかり確認しておきましょう。
レンタルした場合に成人式に必要なものに関してはこちらの記事も合わせて、ご覧ください。
バッグの中に入れておくもの
成人式の案内状・招待状
成人式の式典に参加する場合、成人式の招待状が入場券となっている場合がほとんどです。当日入場に手間取らないためにも案内状・招待状は忘れないようにしましょう。
ハンカチ・ティッシュ
いつも忘れてしまう…という方は特に注意しましょう。ハンカチは大きめのものがおすすめです。慣れない振袖だと、食事の際に食べこぼしてしまう場合も…。大きめの物であれば、衿元に挟んだり、膝に掛けたりして、汚れを防ぐことができます。
小さめのお財布
振袖用のバッグは小さいものが多く、長財布はなかなかいれるのが難しいです。普段長財布や大きめの財布を使っている人は、成人式用に小さめの財布を用意しておくのが良いでしょう。
また、成人式の後、食事会がある場合には、参加費用をちょうどいい金額封筒に入れて、財布のお金とは別にしておくと幹事さんに喜ばれます!
ヘアピン
風でヘアスタイルが崩れた時に使えます。
スマホ
当日の連絡や写真など、なくてはならないスマホ。必ずお忘れなきように。
あると便利なもの
エコバック
成人式に行くと記念品などもらうことができます。最近では小さくなるものもあるので、たたんでバッグにいれておくと良いでしょう。
ホッカイロ
振袖を着ていると暖かいと言われますが、外はやっぱり寒いです。ホッカイロ一つあるのとないのでは違うので、持っておくと良いでしょう。
長めのヘアゴム、着物クリップ
お手洗いの際に振袖の長い袖を止めておくと、床に袖がつかず、便利です。きものクリップを使えばきものに跡を残さず止めることができます。通販や呉服店でも取り扱っているので、振袖のご購入・レンタルをされる際に確認するといいでしょう。
意外といらないかも…?
小さい鏡
小さい鏡があると、メイク直しの際に活躍しますが、バッグが小さいため、お化粧直しはお手洗いで大丈夫という人は必要ないでしょう。
メイクポーチ
丁寧に化粧直しをしたいという方は化粧ポーチは必要ですが、そうでない場合には時間も限られているので、厳選したコスメだけをもって行くのが良いでしょう。
カメラ
一生に一度の式典だから本格的なデジタルカメラや一眼レフを持っていく人も少なくありません。しかし、成人式には多くの人が集まり、混雑するため、カメラが邪魔になってしまうことがあります。
最近のスマホは画質もいいため、特にカメラに思い入れがなければ、スマホで十分かもしれません。
成人式前日に注意すること
十分な睡眠を心がける
ワクワクして、成人式前日は夜更かしをしてしまう人がいますが、慣れない振袖を長時間着るので、当日具合が悪くなってしまう人もいます。前日はいつも以上にしっかり睡眠を取るようにしましょう。
当日のスケジュールの確認
前日には成人式当日のスケジュールの確認をしておきましょう。着物を着付けてもらう場合には、着付けの場所と時間を事前確認しておきましょう。また、お友達と待ち合わせしている場合には成人式の時間を確認した後で、余裕をもって集合するようにしましょう。
当日の朝ごはんはきちんと食べる
毎年、朝食を抜いて当日着付けの時に気分が悪くなるお嬢様方を見ています。早朝からのヘアセットや着付けが入ることもありますが、朝食はその日一日の大事なエネルギー補給。きちんと食べる事が大事です。食べすぎてしまっても帯を結ぶ時に苦しくなるので満腹にはしないように気を付けましょう。
思い出に残る最高の成人式にするために
一生に一度の成人式。素敵な会にしたいものですね。
そのためにも前日までにしっかり準備をして、当日めいいっぱい楽しめるようにしましょう
written by TAKAHASHI
文化学部卒業後、和文化に興味を持ち地元の歴史ある企業・きもの永見で呉服の世界へ。 日々着物のことを学びながら皆様の「分からない」にお答えしていきます。